作業場の外壁 【前編】

工房修繕&改築風景

家具工房を開業するあたり、作業場の修繕作業を始めて約10ヶ月以上経っています。

台風で吹き飛ばされたシャッター部分はもともと家具工房としては使い勝手が悪かったので、シャッターに戻すより新たに壁を新設した方が機能的にも予算的にも都合が良かったため自分で外壁をつくってみました。

台風前の作業場

塗装前の廃墟
元のシャッター

思い返せば最初の状態はこうでした。。

なぜか屋上の勾配はほとんど水平を保ち、唯一のドレンは意味をなしていない状態。
エッジには水切りも付いていなかったので降った雨水はもれなく外壁につたってくる仕様でした。

そこで屋上には水切りや新たに雨樋いを付けたりしつつ傷んだ外壁を軽量モルタルで補修。
古いシーリングは全て剥がして打ち直し、塗装しました。

塗装済み正面

外壁とシャッターを洗浄、塗装したところ

当分外まわりはこれでいいか、と思っていました。

ところが予想外の台風がやってきて・・・。

台風15号 シャッター

支柱が外れ、シャッターがバラバラに吹き飛ばされる

もともと支柱の根元が錆び、朽ち果てていたので、おそらく支柱が先に外れてしばらくあおられ続けたシャッターのスラット部分が横にすべりながらはずれつつ、吹き飛ばされたのでした。

シートがけ シャッター

しばらくこの状態がつづく。

仕方ないのでしばらくシートを覆っただけの状態。

外壁の製作

ざっと工程を振り返ってみます。

幸い、ここは元もと自動車整備場として建てられたので自動車の出入りに十分堪えられるほどの床です

そのままシャッターがあった外側に重量ブロックで基礎としました。

上写真はアンカーで鉄筋を立て、プライマーを塗ったところ。
このあとモルタルで床と固定しました。

最初、ブロックは一段でもいいかなと思ったのですがそうすると縦の長さが3メートルを少し超える半端な長さとなり、嫌な感じです。
なぜなら市販の材料をお店から運ぶとき、軽トラを借りても4メートルの材料は容易に積めません。

そこでブロックは二段にすることにしました。
結果的には二段の方が雨水の跳ね返りも少ないので正解だったと思います。

ブロックの上に基礎柱を寝かせその上に要所部分だけ建て、あとは2×4材で枠状にしたものをはめ込んでいく方式にしました。
これならとくに欠き取りなどの加工は要らず、切ってはビス留め、の繰り返しでできるからです。
プロの大工さんなら間柱や筋交いなどで構成するのかも知れませんがそこは私、家具の経験しか無いのでこれがやりやすいと思いました。


こんな感じでいいのかな、となんとなく雰囲気で構造用合板を張り、透湿防水シートなるものを貼り、胴縁を縦に打ち付けています。

工程を振り返る、と言いつつ途中の写真が少なすぎますが、、窓と出入り口部分のサッシもこの時点でつくりました。

外壁通気工法

そもそもシャッター1枚で外と中を区切っていた場所ですから断熱やら結露などの心配はそもそもどうでも良いのですが、調べながらやっていくうちにどうせなら、と外壁通気工法なるものをt取り入れたくなりました。
透湿防水シートと外壁の間に縦方向に空気が流れる層をつくることで湿気が溜まりにくく結露や断熱の効果も得られる、というものです。

下の黒い部材は自作でつくった防虫材です。
市販では

こんな感じのものが売られていますがよくみるとプラ段を張り合わせれば一緒な気がしたので
3×6のプラ段を適当な幅に割き、4枚重ねてゴムのりで貼り合わせました。
これを壁の下と上の胴縁の間につけることで空気は流れつつ虫やネズミの侵入を防ぐことができるようです。
まあそもそもここにそんなことまで必要なさそうではありますが。。

外壁は焼き杉の下見張り

外壁の材料、仕上げにはかなり悩みましたが最終的に焼き杉を横に張っていく方法を選びました。

後半へつづく。

 

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