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ミニマルスツール

ペーパーコード張りのシンプルなスツールをご紹介します。

ミニマルスツール ダオ

このスツールは極力部材を削減し、座面をペーパーコード張りにしたことで軽量感をだしつつ、とにかくスッキリとした雰囲気を目指しました。

コードの張り方は座っていてもある程度動きのとれる、鹿の子編み(平面張り)にしました。
シンプルながらも決して存在感を失わず、ただ置いてあるだけでも決して邪魔に感じさせないスツールになったと思います。

ダイニングテーブルやデスク、或いは、ピアノやギター演奏などなど、場面を選ばず使って頂きたいスツールです。

デザインはスツールの中でも極めて素朴なスタイル。中国で古くから伝わる腰掛けをモチーフに製作したtypeAスツールからさらにイメージを膨らませ、ペーパーコード仕様にと発展させたものです。

中国に古くから伝わる腰掛けをモチーフにしたAスツール
Aスツールを元に展開したデザイン(写真:お客様よりご提供)

材料について

今回使った材料は昨今では珍しい「ダオ」。
別称「ニューギニアウォルナット」とも呼ばれるダオは高級材として扱われる「ブラックウォルナット」の代替材とされていた時期もあり、パッと見の印象はそれと似ているものがあります。

しかしよく比べてみれば表面の質感は全く違う上、ブラックウォルナットよりもはっきりとした黒い縞模様が見られたりします。

それもそのはずでブラックウォルナットはクルミ科、ダオ(ニューギニアウォルナット)はウルシ科ですので、南洋材特有の交錯木理(かなりクセがある)のある表面がみられることもあります。

上品で落ち着きのある雰囲気においてはブラックウォールナットに劣るかも知れませんが、ダオには野性味にあふれる個性的な雰囲気があり、家具の材料として、とても魅力的です。

サイズ(㎜)

W500×D(約)353(座D280)×H450

重量

約4Kg

材料

ダオの無垢材


ミニマルスツール ケヤキ

続いてこちらはケヤキで製作した例です。

ケヤキは一般的に荒々しく豪快な木目の美しさで知られ、骨董家具などでも多く使われていますがそのほとんどは暗めの色で着色されているため、ケヤキ本来の色はあまり知られていないかも知れません。

このスツールはケヤキ材にクリアオイル仕上げのため、意外とさわやかで温かみのある色が楽しめます。

ダオの場合と同様、奥行きはやや狭く、使用場所にも応用の利くスツールです。

奥行きはやや狭く、使用場所にも応用の利くスツールです。

サイズ(㎜)

W500×D(約)345(座D290)×H450

重量

約4Kg

材料

ケヤキの無垢材

 ペーパーコードについて

絶妙に柔軟性のあるペーパーコードは程よくシナリがでますので、長時間座っていても木製板座の様に痛くなったりすることなく、疲れも軽減してくれます。
その上使い込むほどにしっくり馴染んできますので、木材同様、経年変化による”育てる楽しみ”が味わえます。

ただしペーパコードは消耗品ですのでいずれ張り替えが必要です。

その寿命は使い方に寄るところで、一般的に10~20年などと言われていますが、椅子の使い方は様々なのではっきりと何年で、とは言えないのは仕方ない所だと思います。
少しづつ緩んできますが、その緩み加減でどこまで使うかのご判断をしていただければ良いと思います。

ペーパーコードは原料が紙とはいえ、思いのほか強度や耐水性があり、通常使っていて切れるということはまず考えにくいです。撥水性もそれなりにあり、もし水分に濡れたとしてもすぐに拭き取り、乾かせばけば目立つシミにもなりません。

塗装について

当工房ではミニマルスツールに限らず基本的にオイル仕上げを施しています。
尚、オイルの選定は極力人体に悪影響の出ないよう、植物由来で極力化学物質の含まれないオイルを選んで使用しています。